日本が世界に初めてその名前を轟かせたのは
何と言っても日露戦争の勝利であろう。
はっきり言って日本が帝政ロシアに勝利することなど
当時誰も考えなかったに違いない。
日本がロシアに勝ち得たのは日本が民主主義という
国家体制をもっていたのに対しロシアはまだ帝政だったこと、
日本は全てのことを賭けてこの戦争に挑んだのに対し、ロシアは
日本を甘くみていたことが最終的に日本に勝利をもたらしたのだ。
日本はロシアを攻略する為の諜報活動はもとより、イギリスとの同盟
そして海軍の練りに練った戦術、陸軍の死体の山の上に築いた戦闘
をし、ようやく勝利にこぎつけたのだ。
もともとロシアに完全勝利をするほど日本も自分の力に過信していた
わけでなく、アメリカの仲裁のもと講和条約を締結し、日本の
勝利が確定したのである。